こんにちは!マツオです。
コロナショックで株価が暴落していた2020年3月中旬ころから株をはじめました。
今回は、私の株式投資における失敗談をもとに大損しないために気をつけることについて、まとめようと思います。
私と同じ失敗をしないよう反面教師として、ご参考としていただければと思います。
大損しないために気をつけること
- 調子に乗らない(冷静さを欠いたときが危ない)
- 投資金額の上限を決める(最大でも自己資金の10%程度にするなど)
- 一つの銘柄に集中投資しない(一つの銘柄に固執しない)
- 一日で全てを売買しない(何日かに分けて売買する)
- 欲張らず利確する
- 早めに損切りする(そろそろ株価が上がるのではという根拠のない感情は持たない)
- ギャンブルと同じく、負けを取り戻したいと何度も同じ失敗を繰り返さない
「こんなことは当たり前だ」と皆さんお思いになるかもしれません。
ただ、私は見事に7つ全てをやらかしてしまいました。
どのような状況でやらかして大損をくらったか、以下に記します。
失敗への序章
私は臆病な性格もあり、株式投資をはじめてから銀行業銘柄(潰れる心配のない大手企業)をメインに取引を行っていました。
私が買ったときより株価が下がった場合は、上がるまで待って利益確定を行うという損切りをしないスタンスで取引を行っていました。
この頃は、コロナショックの暴落から急激に株価が回復していた時期のため、初心者の私でも大きな利益を出すことができていました。
このときの私は「自分には投資の才能があるのでは」と勘違いし(調子にノリノリし)、一度の購入金額がだんだんと高くなり慎重さに欠ける取引を行うようなっていました。
Yahoo!ファイナンス掲示板との出会い
2020年6月頃、Yahoo!ファイナンス掲示板というものを知りました。
株式、為替、FXなどの情報が掲載されて、掲示板で情報交換ができるサイトです。
(当時はよく見ていたのですが、現在はほとんど見ることがなくなりました。)
当時の掲示板ランキングの上位に投稿されていたコメントは、景気のいいことが書かれていて興味を持つようになりました。
(このとき「テンバガー(10倍株)」という言葉を初めて知りました。)
掲示板ラインキング上位の銘柄はボラティリティーが高く(価格変動が大きく)、大儲けすることもあれば、大損する可能性もあるリスクの高い銘柄、、、ということを当時の私は知る由も無く、これらの銘柄に投資すれば、もっとたくさんの利益が得られるのではないかと激甘な期待を抱いていました。
やらかし開始
先ず、掲示板ラインキング上位の銘柄Aについて、すごい勢いで急騰している最中で「株価上昇の波に乗り遅れてはいけない」という気持ち(一種の強迫観念)から、何日かに分けて株を購入しました。
私が購入してから2日後には株価が急落し始め、まずいと思い損切りしました。
数十万円の損失となりました。
(このとき「イナゴ投資家」、「イナゴタワー」という言葉を初めて知りました。私は立派なイナゴとなりました、、、。)
補足
プロスペクト理論というものがあります。「損をしたくない」という心理のことです。
テレビショッピングなどで「今買わないと損!」という言葉をよく耳にします。これは「今買うとお得です!」より「今買わないと損!」の方が、消費者の心に刺さりやすい傾向があるからです。
で、、、わたくし立派なイナゴは、「株価上昇の波に乗り遅れてはいけない」という「損をしたくない」という気持ちが強く出てしまい、冷静な判断をしないまま買ってはいけない高値の株を購入するという失敗をしてしまいました。
やらかし真っ最中
銘柄Aで失敗したので、次に掲示板ラインキング上位の銘柄Bを購入しました。
一度に資金の20%分の株を購入しました。
購入してから一週間後に銘柄Bの株価は、購入時から34%下落したため全株を損切りしました。
(人生初のストップ安を経験しました。秒単位で株価が変動しながら下落していくチャートを、ただ呆然と見ているだけでした。損切りしようにも指が動きませんでした。)
銘柄Aの損失に加え、さらに損失が数十万円拡大しました。
ここで終わっていれば良かったのですが、銘柄Bでの「負けを取り戻したい」という悪魔のささやきが聞こえ、再度銘柄Bを購入しました。
最初の購入に比べ5倍の株数、投入金額は資金の80%を使い株を購入しました。
購入後、株価は一時大きく上がり百万円以上の利益が出ていたのですが、「まだまだこんなもんじゃない。もっと株価は上がるはずだ」と利確せず、持ち続けていると人生2度目のストップ安をくらいました。その後も株価が上がることを期待し二週間程度待ったのですが株価は上がらず、力尽きて株数の8割を損切りしました。(もしかしたら、、、があったので2割は売りませんでした。)
株価は購入時から12%下落していました。この時点で損失は百万円を超えました。
ここで終わっていれば、まだ良かったのですが(と、先ほどの繰り返しですが)、銘柄Bでの「負けを取り戻したい」という魔王のささやきが聞こえ、再再度銘柄Bを追加購入しました。
投入金額は資金の17%を使い、逆転勝利を期待し株を追加購入しました。
やらかし終了
結果は、、、「三度目の正直」ではなく、「二度あることは三度ある」で終了~。
銘柄Bの株価は一向に上がらず、全株損切りしました。
損失はさらに十万程度プラス。
損切り前の私は、Yahoo!ファイナンス掲示板で銘柄Bの掲示板をリロードを何度もしながら気付けば一日中見てたりと、ストレスが限界の状態が続いていました。
損切り後は、ストレスは解消され精神的にも落ち着きを取り戻しました。
まとめ
大損した後、たまたまよく知っていた銀行株がオーバーシュート気味に下落したため、全資金投入の全集中一点投資を行ったところ(「大損しないために気をつけて」と言ったそばから、またやりました)、運良く株価が急騰し大損をプラマイゼロにすることができました。
その後は、株取引の基本を学んだり、ファンダメンタルやチャートの見方を学んだりと、株取引がギャンブルとならないよう(たぶん)留意しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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